• 市野川容孝「医療という装置:W・グリージンガーの精神医学」
    • in:栗原彬ほか編『越境する知4 装置:壊し築く』、東京大学出版会、2000年、pp.129-164
  • グリージンガーは、「精神疾患は脳の疾患である」ということによって、(1)身体への着目と(2)心身のあいだに密接な連関の設定を行う。(2)は、心的次元の固有性を認めることであり、また、それを身体につなげることである。これが individualitat :

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