2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

納富信留『哲学者の誕生:ソクラテスをめぐる人々』、筑摩書房、ちくま新書549、2005年 ひさびさに読了。意外に(?)難しかった。参考文献がほしい。

P.フォリエ&Ch.ペレルマン&M.レヴィン&S.R.グラウバード&M.リクター『叢書ヒストリー・オブ・アイディアズ16:法・契約・権力』、平凡社、1987年 Philip P. Wiener ed., Dictionary of the History of Ideas: Studies of Selected Pivotal Ideas, 1968, …

レイノルズ&ウィルソン『古典の継承者たち:ギリシア・ラテン語テクストの伝承にみる文化史』、西村賀子・吉武純夫訳、国文社、1996年 L. D. Reynolds and N. G. Wilson, Scribes and Scholars : A Guide to the transmission of Greek and Latin Literatur…

熊野純彦『西洋哲学史:古代から中世へ』、岩波書店(岩波新書)、2006年 出版社:http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/5/4310070.html 読了。うなる。知っていることも多かったが、考えさせられた。

『現代思想:特集 甦るギリシャ』vol.27-9,青土社,1999年 目次: 藤澤令夫・田崎英明(聞き手)「現代を生きるプラトン」 山川偉也・野家啓一「始原としてのギリシャ」 井上忠「パルメニデス、飄風に立つ」 内山勝利「解体する自然のさ中なる生:エンペドク…

G・ヒューズ&M・オストワルド&G・ポウスト&M・D・フォーコッシュ『ヒストリー・オブ・アイディアズ2:法思想の層位学』、森村進・石山文彦訳、平凡社、1986年 Philip P. Wiener ed., Dictionary of the History of Ideas: Studies of Selected Pivotal Id…

ジュディス・バトラー『アンティゴネーの主張:問い直される親族関係』、竹村和子訳、青土社、2002年 Judith Butler, Antigone's Claim: Kinship between Life & Death, Columbia University Press, 2000. 読了。意外に(?)軽い本。

桜井万里子『古代ギリシアの女たち:アテナイの現実と夢』、中公新書、1992年 読了。良書。おもしろかった&勉強になった。

ポール・カートリッジ『古代ギリシア人:自己と他者の肖像』、橋場弦訳、白水社、2001年 Paul Cartledge, The Greeks : A Portrait of Self and Others, 1993 読了。意外に(?)というか値段のわりに軽い本。初心者でも読める。問題設定や歴史に対する視点は…

ギリシア悲劇を上演する http://pezetairoi.hp.infoseek.co.jp/history/tragedy.html やや詳細な解説。役者について等。

松本仁助・岡道男・中務哲郎[編]『ギリシア文学を学ぶ人のために』、世界思想社、1991年 読了。 ギリシア悲劇の特徴: われわれの接することのできる悲劇作品は、これ以後発展して完成した前五世紀のものであるが、その形式は近代劇にはない、いくつかの特…

ソポクレース『アンティゴネー』、柳沼重剛訳 柳沼重剛「『アンティゴネー』解説」 in : 松平千秋・久保正彰・岡道男編『ギリシア悲劇全集3:ソポクレースⅠ』、岩波書店、1990年 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/09/3/0916030.html 「解説」のみ読了。 ソポ…

リヒアルト・ハルダー『ギリシアの文化』、松本仁助訳、北斗出版、1985年 Richard Harder, Eugenart der Griechen : Einführung in die Griechische Kultur,1962. ぱらぱらする。

川島重成『ギリシア悲劇:神々と人間、愛と死』、講談社(講談社学術文庫1395)、1999年 読了。勉強になるが、悲劇作品の解釈がメイン。ギリシア悲劇についての概観を得るのはむずかしい。

橋場弦『丘のうえの民主政:古代アテネの実験』、東京大学出版会、1997年 読了。 ペリクレスの公(デーモシア)/私(イディア): [p.58] [pp.68-9]

ヘルダーリン『ヘルダーリン全集4:論文・書簡』、手塚富雄編訳、河出書房新社、1969年 ぱらぱらする。深みに(?)はまりそうでこわい。 『アンティゴネー』劇において悲劇的な形をとっている理性形式は、政治的なものである。しかも詳しく言えば、共和主義…

桜井万里子『ソクラテスの隣人たち:アテナイにおける市民と非市民』、山川出版社、1997年 読了。一般向けとしては(?)やや硬いというか細かい気もしたが、勉強になった&おもしろかった。

ソポクレース『アンティゴネー』、呉茂一訳、岩波書店(岩波文庫)、1961年 ギリシア語、ジェブ編、1891年:http://www.perseus.tufts.edu/cgi-bin/ptext?doc=Perseus%3Atext%3A1999.01.0185;query=toc;layout=;loc=39 日本語、花房友一訳:http://www.geoci…