2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

臼井隆一郎編『カール・シュミットと現代』、沖績舎、2005年 http://www.desk.c.u-tokyo.ac.jp/j/books_f032.html 目次: Ⅰ秩序 決定と至高性[Entscheidung und Souveränität](アレクサンダー・ガルシア・デュットマン/小森謙一郎訳) レヴィヤタン解剖――…

シャンタル・ムフ編『カール・シュミットの挑戦』、古賀敬太・佐野誠訳、風行社、2006年 Chantal Mouffe (ed.), The Challenge of Carl Schmitt, Verso, 1999. http://www.fuko.co.jp/catalog/books_data/fuko_books_085.html 目次: 凡例 謝辞 序 シュミッ…

B・リュータース『カール・シュミットとナチズム』、古賀敬太・大塚満、風行社、1997年 Bernd Rüthers, Carl Schmitt im Dritten Reich : Wissenschaft als Zeitgeist-Verstärkung ?, erw. 2 Aufl., München, 1989, 1990. 日本語版への序文 第二版への序文 …

Twitter はじめてみた。http://twitter.com/dabitur

カール・シュミット『現代議会主義の精神史的地位』、稲葉素之訳、みすず書房、1972年 Carl Schmitt, Die Geistesgeschichtliche Lage Des HeutigenParlamentarismus, Duncker & Humblot, Berlin, 1923, 1926.(1961に再版された第二版の訳。) 目次: まえ…

和仁陽『教会・公法学・国家:初期カール・シュミットの公法学』、東京大学出版会、1990年 ようやく(?)読みはじめた。二章まで読了。良書。

カール・シュミット『政治的ロマン主義』、大久保和郎訳、みすず書房、1970年 Carl Schmitt, Politische Romantik, 2. Auflage, Duncker & Humblot, Berlin, 1919, 1925. 目次: 第二版への序文 緒論 Ⅰ 外的状況 Ⅱ ロマン主義精神の構造 1 実在の探求 La Rech…

カール・シュミット『独裁:近代主権論の起源からプロレタリア階級闘争まで』、田中浩・原田武雄訳、未来社、1991年 Carl Schmitt, Die Diktatur : von den Anfangen des modernen Souveranitatsgedankens bis zum proletarischen Klassenkampf, Dritte Aufl…

H・クヴァーリチュ『カール・シュミットの立場と概念:史料と証言』、宮本盛太郎・初宿正典・古賀敬太訳、風行社、1992年 Helmut Quaritsch, Positionen und Begriffe Carl Schmitts, Zweite, erweiterte Auflage, Ducker & Humblot GmbH, Berlin, 1989, 199…

カール・シュミット『政治思想論集』、服部平治・宮本盛太郎訳、社会思想社、1974年 目次: 第一編 カール・シュミットの政治思想 法・国家・個人――『国家の価値と個人の意義』緒言――(1914年) 政治理論とロマン主義(1921年) フリードリヒ・マイネッケの…

カール・シュミット『国家・議会・法律』青山道夫・堀眞琴訳、白楊社、1939年 未読。巻末に1910年から1938年までの書誌付(pp.350-9)。目次だけメモ: 訳者序言 第一篇 現代議会主義の精神史的地位 第二編 国家・運動・国民 第三篇 法学的思惟の三箇の定型に…

C.シュミット『政治神学〔付録K.レヴィット「シュミットの機会原因論的決定主義」「ヴェーバーとシュミット」〕』、田中浩・原田武雄訳、未来社、1971年 Carl Schmitt, Politische Theologie (1922), Zweite Ausgabe, Verlag von Duncker & Humblot, München…

山口意友「臓器移植とバイオエシックス」 in : 篠原駿一郎・波多江忠彦編『生と死の倫理学:よく生きるためのバイオエシックス入門 』、ナカニシヤ出版、2002年 山口論文のみ読了。奇しくも上記の『生命倫理とは何か』や『操作される生命』と同年の出版であ…

市野川容孝編『生命倫理とは何か』、平凡社、2002年 目次その他:http://www.arsvi.com/b2000/0208iy.htm 読了。二回目。初心者にはやや難解かもしれないが、或る程度関連事項を知っているひとにとっては個性的な視点から問題がコンパクトに指摘されている好…

林真理『操作される生命:科学的言説の政治学』、NTT出版、2002年 正誤表など:http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/nttpub/ 序章、第一章、第四章のみ読了。膨大な資料を駆使しているわりには結論がぱっとせず、違和感を覚える議論が少なくない(ex.事実…

小河陽『パウロとペテロ』、講談社選書メチエ332、講談社、2005年 読了。ペテロについて正面から論じたものをあまり読んだことがなかったので、その点は勉強になった。ただ、文体はやや読みづらかった。

ミヒャエル・クヴァンテ「『脳死』と臓器移植」、池辺寧訳 M. Quante, "Hirntod" und Organverpflanzung, 1997. in : ルートヴィヒ・ジープ&山内廣隆&松井富美男『ドイツ応用倫理学の現在』、ナカニシヤ出版、2002年 上記論文のみ通読。勉強になった&お…

レネー・C・フォックス『生命倫理をみつめて:医療社会学者の半世紀』、中野真紀子訳、みすず書房、2003年 Renée C. Fox, "Conversation in Japan", interview made on 12 and 27 April 2001 Tokyo. : "The Human Condiction of Medical Professionals", Lec…

加藤尚武『脳死・クローン・遺伝子治療:バイオエシックスの練習問題』、PHP新書086、PHP研究所、1999年 読了。

市野川容孝『身体/生命』、岩波書店、2000年 読了。三回目。話を進めるのが早すぎるというか説明が荒い感はあるけれども、主張はどれも鋭くうなづかされる。今回脳死や臓器移植問題を念頭に置きながら読んであらためてそう思った。ロックの本にあるような誤…

マーガレット・ロック『脳死と臓器移植の医療人類学』、坂川雅子訳、みすず書房、2004年 Margaret Lock, Twice Dead : Organ Transplants and the Reinvention of Death, university of Carifornia Press, Carifornia, 2001. 読了。軽い本。

小松美彦『脳死・臓器移植の本当の話』、PHP新書299、PHP研究所、2004年 「小松美彦インタビュー 脳死・臓器移植が抱える闇:教育基本法改定の流れとも連動する改定A・B案」 in : 『図書新聞』2006年11月4日2796号 http://www.toshoshimbun.com/SpecialIssue…

加賀乙彦『死刑囚の記録』、中公新書565、中央公論社、1980年 読了。