2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

カール・マルクス『パリ手稿:経済学・哲学・社会主義』、山中隆次訳、御茶の水書房、2005年 ぱらぱらする。

久保大『治安はほんとうに悪化しているのか』、公人社、2006年 さくさくと読了。ときおり論旨が追えなくなることもあったが、全体的には読みやすかった。

フリードリヒ・リスト『農地制度論』、小林昇訳、岩波文庫、1971年 Friedrich List, Die Ackerverfassung, die Zwergwirtschaft und die Auswanderung, 1842 ぱらぱらする。読了。訳が微妙。

カール・マルクス『ユダヤ人問題によせて・ヘーゲル法哲学批判序説』、城塚登訳、岩波文庫、岩波書店、1974年 Karl Marx, "Zur Judenfrage", 1844. "Zur Kritik der Hegelschen Rechtsphilosophie Einleitung", 1844 "Ein Briefwechsel von 1843". 読了。184…

スコット・トゥロー『極刑:死刑をめぐる一法律家の思索』、岩波書店、2005年 Scott Turow, Ultimate Punishment : A Lawyer's Reflections on Dealing with the Death Penalty, 2003, paperback 2004. うっかり読了。バランスのとれた本。注が省かれている…

F・ハルトゥング、R・フィーアハウスほか著・成瀬治編訳『伝統社会と近代国家』、岩波書店、1982年 論文集。全部で17の論文を収める。とりあえず以下のみ読了。もっと早くに読んでおくべきだった。勉強になる。 2. Arnold Oskar Meyer, Zur Geschichte des W…

成瀬治・山田欣吾・木村靖二編『世界歴史体系 ドイツ史2:1648年〜1890年』、山川出版社、1996年 読了。五章、六章、七章。 「解放化」: まず「解放化」の結果のひとつに急激な人口増加があげられる。ドイツ諸邦の人口は十八世紀なかばから世紀転換期までに…

ゲオルク・ビーダーマン『フォイエルバッハ:思想と生涯』、阪南大学翻訳叢書11、尼寺義弘訳、花伝社、1988年 Georg Biedermann, Ludwig Andreas Feuerbach, Urania-Verlag Leipzig/DDR, 1986 読了。すぐ読める軽い本。知っていることも多い。フォイエルバッ…

良知力『ヘーゲル左派と初期マルクス』、岩波書店、1987年 読了。論文集。なかなか読みづらい。 7月革命とフォイエルバッハ: 7月革命の衝撃がドイツ中産階級の精神生活に与えた影響は、ロマンティークの伝統をはなれて啓蒙思想を復活させるという形をとり、…

谷川稔・北原敦・鈴木健夫・村岡健次『世界の歴史22 近代ヨーロッパの情熱と苦悩』、中央公論新社、1999年 ぱらぱらする。 7月革命とドイツ: 7月革命の余波はもちろんドイツの地へも波及している。各地で騒乱が起こり、ヘッセンやザクセンなどでは憲法が制…

坂井榮八郎『ドイツ史10講』、岩波新書826、岩波書店、2003年 ぱらぱらする。 ウィーン体制、勢力均衡: ウィーン体制(1814-5)を指導したメッテルニヒは、「正統主義」と「勢力均衡」を指導理念とした、と一般に言われている。しかしこれを鵜呑みにしては…

福吉勝男『使えるヘーゲル:社会のかたち、福祉の思想』、平凡社新書329、平凡社、2006年 読了。あまり納得のできない議論もあった。たとえば、「職業協同団体(Korporation)」の意義について「この市場社会が抱える福祉的対応策」の「中心」(p.66)とまで…

モーゼス・ヘス『初期社会主義論集』、山中隆次・畑孝一訳、未来社、1970年 目次: 一 ドイツ哲学の現代的危機[Gegenwärtige Krisis der deutschen Philosophie, 1841] ニ 中央集権問題にかんするドイツとフランス[Deutschland und Frankreich in Bezug auf…

マルクス/エンゲルス『新編輯版ドイツ・イデオロギー』、廣松渉編訳、小林昌人補訳、岩波文庫白124-3、岩波書店、2002年 Karl Marx / Friedrich Engels, Die Deutsche Ideologie, 1845-6. 読み始めた。本編一まで読了。評判通り読みにくいというか、慎重に読…

市野川容孝「法/権利の救出:ベンヤミン再読」 in : 『現代思想』, vol.34-7, 青土社, 2006. 読了。おもしろかった&勉強になった。

廣松渉『世界の共同主観的存在構造』、講談社学術文庫998、講談社、1991年(原著1972年) 読了。解説は熊野純彦。さすがに(?)すらすらとは読みきれなかった。

K・レビット&W・ボーリン『フォイエルバッハ』、斎藤信治・桑山政道訳、福村出版、1971年 ぱらぱらする。

廣松渉『マルクス主義の地平』、講談社学術文庫956、講談社、1991年(原著1969年) 読了。

佐藤俊樹「コミュニケーション・システムへの探求:kをめぐる問題」 in : 『InterCommunication』No. 57, NTT出版, 2006, pp.27-36 読了。わかりやすい&勉強になった。 ハイデガーとレーヴィット: [前の行為が後の行為を決め・後の行為が前の行為を決め…