2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

佐々木正道編著『大学生とボランティアに関する実証的研究』、MINERVA社会学叢書20、ミネルヴァ書房、2003年 ぱらぱらする。1-3,6章のみ読了。

内藤朝雄『いじめと現代社会』、双風舎、2007年 読了。からみにくいというかコメントしにくい本。あとがきでは、本書を「道具」としながら、「この道具を使いこなしてほしい」と書いてあったが[p.195]、なかなかむずかしいと思った。単純に言いたいことがわ…

内藤朝雄『〈いじめ学〉の時代』、柏書房、2007年 読了。『いじめの社会理論』のようなおどろおどろしい言葉遣いが控えられているせいか、読みやすい。とりわけ本人の自伝的な部分は印象深く読んだ。ただ、最後のいじめの解決策については、若干疑問も残った…

『日本教育法学会年報 第31号 「教育改革」と教育基本法制』、有斐閣、2002年 以下のみ読了。ぜんぜん関係ないが、ウィキペディア(日本語版)の法的説明のおざなりさには笑えた。 第3部会 学級崩壊・いじめの教育法的検討 仲田陽一「学級崩壊問題の教育法的…

豊田充『いじめはなぜ防げないのか:『葬式ごっこ』から二十一年』、朝日新聞社、2007年 読了。勉強になったが、p.206のだけはやや疑問に思った。いわき市いじめ自殺事件判決が「予見可能性」を認めたものとされているのである。誤植なのかもしれないが、本…

『ジュリスト』, 特集「いじめ訴訟」判決をめぐって, No.976, 1991. 目次: 石川恵美子・伊藤進・下村哲夫・関根正明「いじめの法的問題と学校・家庭」 市川須美子「福島地裁いわき支部『いじめ自殺』判決の意義と問題点」 森田洋司「最近のいじめの様相と対…

巡静一・早瀬昇ほか[著]大阪ボランティア協会[監修]『基礎から学ぶボランティアの理論と実際』、中央法規出版、1997年 読了。執筆者それぞれの経験と考えが個性的に出ている論集。平易で押しつけがましくもなく、おもしろかった。とくに第五章(牧口一二「障…

小澤亘編著『「ボランティア」の文化社会学』、世界思想社、2001年 読了。

キルステン・バイスヴェンガー、工藤達也、山路朝彦、 渡部重美ほか『新独検4級合格講座:入門ドイツ語ステップ・イン』、三修社、2004年[CD付] 読了。というか終了。正答率9割強。あまり関係ないが、この本について、アマゾンのレビューで「最近の独検のレ…

ミシェル・ダリシエ「ベルクソンの読者としての西田幾多郎」(日本語要旨) Michel Dalissier, "Nishida Kitarô, lecteur de Henri Bergson". http://www2s.biglobe.ne.jp/~sug/Dalissier.html あとで読む。

J. L. ヴィエイヤール=バロン『ベルクソン』、上村博訳、白水社、1993年 Jean-Lous Vieillard-Baron, Bergson, (Collection Que-sais-je? No゜2596), PUF, 1991. 読了。短いが読みごたえのある好著。著者には、フィヒテ、ヘーゲル、ジンメルの仏訳・解説…

M. ハイデガー、P. ラクー=ラバルト『貧しさ』、西山達也訳・解題、藤原書店、2007年 Martin Heidegger, “Die Armut”, in Heidegger Studies, vol. 10, p. 5-11, Duncker und Humblot, 1994. Philippe Lacoue-Labarthe, >, in Martin Heidegger, Die Armut /…

A.D. セルティランジュ『アンリ・ベルグソンとともに:持続論・科学論・宗教論』、三嶋唯義訳・解説、K&K.Kライブラリ、行路社、1976年 Antoine Dalmace Sertillanges, Avec Henri Bergson, Paris, Gallimard, 1941. 読了。ベルクソン強化月間。