2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

湯浅泰雄『和辻哲郎:近代日本哲学の運命』、ちくま学芸文庫、1995年(原著、ミネルヴァ書房、1981年) 読了。おもしろかった&勉強になった。 いくつもうなずける箇所はあったが、とりわけ「一〇 和辻倫理学」で和辻の西洋哲学の摂取の巧さを指摘したり(p.…

和辻哲郎『孔子』、岩波文庫、岩波書店、1988年(原著1938年) 読了。

和辻哲郎『倫理学』(一)、岩波文庫、岩波書店、2007年 読了。

和辻哲郎『風土:人間学的考察』、岩波文庫、岩波書店、1979年(原著1935年, 新版1943年.底本は『全集』第八巻,1962年) 読了。むかし途中で読むのをやめてしまったもの。はじめて通読して、その無理の多い議論に、やはり(?)すこし辟易したが、同時に、西…

小田光雄『出版業界の危機と社会構造』、論創社、2007年 読了。

和辻哲郎『人間の学としての倫理学』、岩波文庫、岩波書店、2007年 読了。ジンメルを追っていて、論じている事柄が重なるので、念のため(?)手にとった。 意外におもしろかった。と同時に、和辻の西洋哲学に対する理解(の的確さ)と、その主張や批判のあや…