2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

荒井献編『使徒教父文書』、講談社文芸文庫、1998年 目次: はしがき 使徒教父文書の世界 荒井献 『十二使徒の教訓(デイダケー)』佐竹明訳 『バルナバの手紙』佐竹明訳 『クレメンスの手紙―コリントのキリスト者へ(一)』小河陽訳 『クレメンスの手紙―コ…

本日のBGM

James Tayler:Sweet Baby James、Warner Brothers - ASIN: B000002KB3、1970年

本日の読了

酒井隆史『暴力の哲学』、河出書房新社、2004年

本日のおでかけ

新ひきこもりについて考える会「あなたにとって幸せとはなんですか?:考える会的幸福論」

本日の名文

id:contractio 氏による:お返事(ほぼ完遂):ゴーゴー楽士ガカーイ(・∀・)!09:27。 とくに【回答3】【回答4】【回答5】など。頭イイひとっていいなあ。――6月27日は大事な仕事があって参加できそうにないのだけれど、この文章が読めたからよしとしよう。っ…

山崎敬一編『実践エスノメソドロジー入門(CD-ROM付き)』、有斐閣、2004年 目次はここにて。

オリゲネス『諸原理について』(230年頃*1)小高毅訳、創文社、1978年 ポリロゴスというサイトのここから英訳が読める(便利)。 目次: 序言 P・ネメシェギ オリゲネスの生涯 小高毅 『諸原理について』解説 『諸原理について』 ルフィヌスの序文 第一巻 一…

小高毅『オリゲネス』(人と思想113)、清水書院、1992年 エウセビオスは、オリゲネスがクレメンスの生徒の一人であったと伝える(『教会史』六・6・1)。‥‥しかし、実際にオリゲネスがクレメンスのもとで学んだことがあったのか否か、結論を下すのは難しい…

上山和樹氏のブログより; 「説教する権力」あるいは「訓練」考 社会の大半の人は、ヒキコモリに無関心だ。でもその無関心な沈黙は、いわば「量子化されていない批判」であって、いざ何かが起こればあっという間に怒号に変わる。社会が危機に晒された、と判…

アレクサンドレイアのクレメンス『ストロマテイス』第五章、秋山学訳 アレクサンドレイアのクレメンス『救われる富者は誰か』、秋山学訳 in 『中世思想原典集成』1、平凡社、1995年 期待していた*1よりつまらない。ので、引用はパス。――もちろん下手な本を読…

ユスティノス『ユダヤ人トリュフォンとの対話』(160年頃)、三小田敏雄訳 in 『キリスト教教父著作集1 ユスティノス』、教文館、1992年 幸福とは!: 〔第三章4〕 「哲学はそれでは幸福をもたらすのでしょうか」。 「全くその通り! しかも哲学だけが」と私…

小田中直樹『歴史学のアポリア:ヨーロッパ近代社会史再読』、山川出版社、2002年 目次: はじめに 「戦後」の時代 第一章 出発点としての比較経済史学派 「もはや戦後ではない」時代 第二章 歴史学の社会的有用性と人間形成のアポリア 第三章 歴史学の存在…

エドガー・J・グッドスピード『古代キリスト教文学入門:使徒後時代からニカイア公会議まで』、石田学訳、教文館、1994年(原著1942年、増補改訂版1966年の全訳) 目次: 編者の序 グッドスピードの序 第一章 古代キリスト教文学の世界 第二章 手紙 第三章 …

ちなみにちょっと(というか、かなり)恥ずかしいタイトルのイラク現地報告会、行ってきました。雨の中。――が。しかし、休憩時間中の会場で、一緒に来ていた友達の赤ん坊を泣かせてしまい、すごいショックで質問どころではありませんでした。すごい泣いた。…

宮本みち子『ポスト青年期と親子戦略:大人になる意味と形の変容』、勁草書房、2004年 目次その他

丸楠恭一・坂田顕一・山下利恵子『若者たちの《政治革命》:組織からネットワークへ』、中公新書ラクレ、2004年 目次その他 そもそも「若者の政治離れ」という命題を多少なりともきちんと証明するには、「一般的に《若者》の範疇に含まれる年齢層の人びとが…

脇山俊『行きづまるアメリカ資本主義』、日本放送出版協会(NHKブックス756)、1995年 アメリカ人の間には、品質改善とコストとは、相互に比較考量すべきトレード・オフの関係にあるという考え方が根強い。つまり、会社の目的は利益であり、品質改善はその手…

ピエール・ブルデュー写真展『アルジェリア 選択的親和性』、2004年4月20日(火)〜5月22日(土)、@東京日仏学院ギャラリー

シバレイ氏のブログにて: アルジャジーラによれば、イスラエルのアラブ系議員タラブ・アル・サナイ氏は「拷問のエキスパートであるイスラエル人がイラクにいて、パレスチナ人に対して37年間にわたり行ってきた拷問の経験の蓄積を米軍に伝授しているのは秘密…

東浩紀・大澤真幸『自由を考える:9・11以降の現代思想』、日本放送出版協会(NHKブックス967)、2003年 悩ましい。いったいどう考えたらよいのだろう。たとえば、わたしはここで名前を出されているアレントもフーコーもアガンベンも好きで読んでいるけれど…

エティエンヌ・ジルソン『中世哲学史』、渡邊秀訳、エンデルレ書店、1949年(原著1922年) 目次: 第一章 九世紀におけるカロル朝のルネツサンスについて (一) 中世哲学 (二) カール大帝時代の哲学 (三) ヨハネス・スコトゥス・エリウゲナ (四) 九世…

チャールズ・H・ハスキンズ『十二世紀ルネサンス』、別宮貞徳・朝倉文市訳、みすず書房、1989年(原著1927年) 目次; はしがき 第一章 歴史的背景 第二章 知的中心地 第三章 書物と書庫 第四章 ラテン語古典の復活 第五章 ラテン語 第六章 ラテン語の詩 第…

教えてもらう

- ★トークライブ★「今、語りたい、イラクのこと。」 NPO法人「PEACE ON」代表 相澤 恭行(YATCH) 5月19日(水)19:00〜21:00 会場:カフェ アリエルダイナー (JRまたは小田急線登戸駅より徒歩2分)【みんな知ってる、みんな知らない、イラク…

服部英次郎『西洋古代中世哲学史』、ミネルヴァ書房(人文科学選書)、1976年 目次: 第一編 古代哲学 Ⅰ 概観 Ⅱ 第一期 ソクラテス以前の哲学:宇宙論の時代 Ⅲ 第二期 ソクラテスとその時代の哲学:人間学の時代 Ⅳ 第三期 プラトンとアリストテレス:体系時…

アンリ・ダヴァンソン*1『トゥルバドゥール:幻想の愛』、新倉俊一訳、筑摩書房(筑摩叢書198)、1972年(原著1961年の訳、改訂版1971年も参照とのこと) 目次: 告白 〔「言葉のロマンチックな意味で……」〕 ジョングルールとトゥルバドゥール 十二世紀のル…

http://d.hatena.ne.jp/deneb/20040510#c # Britty 『りーぜんせんせははいでがが好きらしい。ていうかカール・ラーナーの弟子筋とききました。裏はとってないけど。』 とご教示いただいた(感謝)ので、ぐぐってみると、こんな↓コメントが。 45 :名無しさ…

フレデリック・C・コプルストン『中世の哲学』、箕輪秀二・柏木英彦訳、慶應通信、1968年(原著1952年) 目次: 序論 第一章 中世哲学の起源と特色 第二章 中世初期(一) 普遍の問題 第三章 中世初期(二) スコラ学の成長 第四章 イスラムとユダヤの哲学、…

クラウス・リーゼンフーバー『中世における自由と超越:人間論と形而上学の接点を求めて』、創文社、1988年 残念ながら難しくてよくわからないところが多い。通読するのに二週間、というところだろうか。たとえばそのことば遣い。「存在者」だけならまだしも…

早坂潔・上野千鶴子・野口裕二・向谷地生良ほか「べてるの家の自己研究」、『論座』2004年6月号、朝日新聞社、pp.200-213 向谷地:清水さんは幻聴さんについてはどんな体験をもっていますか。 清水:最近私はあんまり幻聴についてかまわないというか、関心が…

伊東俊太郎『十二世紀ルネサンス:西欧世界へのアラビア文明の影響』、岩波書店(岩波セミナーブックス42)、1993年 目次: 第一講 十二世紀ルネサンスとは何か 1 はじめに 2 十二世紀研究の動機 3 十二世紀ルネサンスへの視角 第二講 十二世紀ルネサンスの…