2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

厚生労働省職業能力開発局[2002]『キャリア形成を支援する労働市場政策研究会報告書』 2 労働者・個人のキャリアのあり方 (2)世代別のキャリアのあり方(現状と問題点) イ 若年層のキャリア 近年、若年無業者・失業者の急増、フリーターの増加、若年者の…

厚生労働省職業能力開発局『「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書について』、2002年7月 http://www.jil.go.jp/kisya/noryoku/20020731_02_no/20020731_02_no.html 報告書本文 http://www.jil.go.jp/kisya/noryoku/20020731_02_no/20020731_0…

高橋俊介『キャリア論:個人のキャリア自律のために会社は何をすべきなのか』、東洋経済新報社、2003年 図書館もの。

藤田雅子『産業カウンセリングの現場から:企業戦士のうしろ姿』、岩波ブックレット No.245、1992年 図書館もの。 人生と生活のドラマの主人公は自分ですから、職場ではこんなふうに役割を演じたい、家庭ではこんなふうに役割を演じたいと、誰でも、自分の姿…

高橋俊介・植田寿乃『30歳からの幸せになるキャリアの見つけ方:流されて生きるか自分の幸福な姿を目指して生きるか』、かんき出版、2003年 図書館もの。 いままでの調査で、自分のキャリアに関して評価の高い人、過去のキャリアを振り返って満足度の高い人…

玄田有史・曲沼美恵『ニート:フリーターでもなく失業者でもなく』、幻冬舎、2004年 図書館からはいまだ届かず、知人に借りる。もつべきものはなんとやら。どうもありがとう>杉田氏 『封印される不平等』こそは図書館で読みます。でも、どなたか買っていた…

佐藤俊樹『近代・組織・資本主義:日本と西欧における近代の地平』、ミネルヴァ書房、1993年 終章 終わりと始まり 三 社会科学と日本 我々はここで社会科学にこだわり、日本と西欧の個人/組織/社会のありさまを、できるだけ普遍的な文体で語ろうとしてきた…

牛久保潔『キャリア・アップのために『人事』を上手に利用しよう』、プレジデント社、2003年 出版社(目次あり): http://www.president.co.jp/book/1780-4.html 株式会社プロッソ(著者氏の写真あり): http://www.prosso.co.jp/company.htm 人事部門と調…

金井壽宏『働くひとのためのキャリア・デザイン』、PHP新書、2002年 目次その他:http://www.arsvi.com/b2000/0201kt.htm

丸山貴宏『キャリア・コンサルティング』、翔泳社、2002年 出版社(目次なし): http://www.seshop.com/detail.asp?pid=3703 さて、米国と比べカウンセリングの存在自体があまり注目されていなかった日本において、なぜ急にキャリア・カウンセリングがここ…

高橋俊介『キャリアショック:どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか?』、東洋経済新報社、2000年 著者インタビュー「長期的なキャリア・プランはもういらない」(日経BPエキスパート): http://ex.nikkeibp.co.jp/jobnews/int/i20030127_1.sh…

安田雪『大学生の就職活動:学生と企業の出会い』、中公新書1462、1999年 古本で100円。 もっとも、すべての企業の役員や官庁のトップなどが、その子弟や知人を「コネ」で紹介し、企業がそれらを採用するようなことは、現実にはありえない。特定企業の採用者…

玄田有史『ジョブ・クリエイション』、日本経済新聞社、2004年 目次書評:http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=13273 『ニート』は図書館から借ります。>誰へともなく

村上龍編『JMM Vol.13 未来のあるフリーター未来のないフリーター』、日本放送出版協会、2001年 村上龍・大久保幸夫・北野一・玄田有史・小杉礼子・実吉威・山崎元「いまなぜフリーターか」 北野:統計でいくと、フリーターの7割弱が女性です。そのわりには…

本日のお勉強

お馬鹿さんなのか、深謀遠慮に基づくのか:http://tummygirl.exblog.jp/d2004-07-12 ‥‥ちなみに、そういうわけで、「私は投票なんてしたことない」と自慢たらしていた小倉千賀子さん、私はアナタのフェミは全然信用しません。代表制に不備があるということと…

チャールス・シンガー『解剖・生理学小史:近代医学のあけぼの』、白揚社、1983年(原著1928年、普及版1957年の訳)

斎藤貴男『教育改革と新自由主義』、寺子屋新書001、子どもの未来社、2004年 これも借り物。すごい話がたくさんでてきて笑える。そのひとつに日本経済調査協議会というところの「二一世紀に向けて教育を考える」という報告書があるらしい(p.31,106など)。…

香山リカ『就職がこわい』、講談社、2004年 図書館から入手できたので、ようやく読了。が、少しもこわくない。(参照。)著者の「分析」はおどろくほど首尾一貫していないように思えるし、そこから導かれる「若者」に対する「願望」や「要求」にもたいして共…

本日の名文:

『心脳問題』談義スレ04:26 http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040710#1089401199 ちなみに、わたし的には「大ざっぱなカテゴリーを使って大ざっぱな話をぜひしたい」特別な事情云々、というご指摘が一番ぐっときましたが。一方では、自分もそうした大ざっ…

西村三郎『リンネとその使徒たち:探検博物学の夜明け』、朝日選書588、朝日新聞社、1997年

弓削尚子『啓蒙の世紀と文明観』、世界史リブレット88、山川出版社、2004年 出版社(目次あり): http://www.yamakawa.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=00341-00088 博物学(natural history); コロンブス以降、アメリカで先住民が「発見」されると…

赤木昭三・赤木富美子『サロンの思想史:デカルトから啓蒙思想へ』、名古屋大学出版会、2003年 出版社(目次あり):http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN4-8158-0470-2.html 知らないことも多い。が、3800円は高いよ(←またか)。買ってないけど。 デカルトがら…

J・カルボニエ『床屋医者パレ』、藤川正信訳、福武文庫、1991年(原著1965年、邦訳1969年の文庫版) 小説なので目次はなし。 かれ〔パレ〕の『全集』の初版は一五七五年四月に出版されたが、そのとき、医学部長であり、自分の著書に失敗していまいましく思っ…

ジャック・ロジェ『大博物学者ビュフォン:18世紀フランスの変貌する自然観と科学・文化誌』、べカエール直美訳、工作舎、1992年(原著1989年) 出版社のサイト(目次、書評などあり): http://www.kousakusha.co.jp/BOOK/ISBN4-87502-196-8.html タイトル…

COLDPLAY:Parachutes,東芝EMI,2000年ASIN:B00004Y548

チャールズ・シンガー[1959→1999] 第2部 近代生物学の史的基盤 Ⅷ.進化 1.ビュフォン(1707-88)とエラズマス・ダーウィン(1731-1802) アリストテレス、ボーアン、ユンクなどの種の概念はすでに一瞥してきた。昔の学者のほとんどは、聖書に書かれたことに…

M・フーコー編『ピエール・リヴィエールの犯罪』岸田秀・久米博訳、河出書房新社、1995年改訂新装版(原著1973年)

チャールズ・シンガー[1959→1999] 第1部 生物学のむかし Ⅱ.古代科学の衰亡 1.アレクサンドリア学派の成立 解剖学がはじめて学問として認知されたのは、このアレクサンドリアであった。科学の歴史においては、はっきりとこの「アレクサンドリア時代」を画する…

チャールズ・シンガー『生物学の歴史』、西村顯治訳、時空出版、1999年(原著1931年。1959年の三版の訳) 叙述がクールでわかりやすくて泣ける。豊富な図版も泣ける。1959年の本なので今だともう古いところもあるのかしら。いずれにせよ、こういう本は文庫か…