2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

中野麻美『労働ダンピング:雇用の多様化の果てに』、岩波新書1038、岩波書店、2006年 [bk1] 読了。勉強になった。

陳舜臣『中国近代の群像』、朝日選書172、朝日新聞社、1980年[bk1] reprint from : 陳舜臣『中国近代史ノート』、朝日出版社、1976年 読了。おもしろかった。

長島伸一『大英帝国:最盛期イギリスの社会史』、講談社現代新書934、講談社、1989年[bk1] 読了。

リットン・ストレイチー『ナイティンゲール伝 他一篇』、橋口稔訳、岩波文庫、1993年 [bk1] Lytton Strachey, "Florence Nightingale" and "Dr. Arnold". in : Eminent Victorians, 1918. 読了。『著名なヴィクトリア朝人(Eminent Victorians)』からの抄訳…

多尾清子『統計学者としてのナイチンゲール』、医学書院、1991年 [bk1] 読了。ナイチンゲールによる表やグラフが豊富に紹介されていて勉強になった。

ナイチンゲール『ナイチンゲール著作集』、第一巻、現代社、1975年 [bk1] 以下のうち「看護覚え書き」のみ読了。 カイゼルスウェルト学園によせて(1851) 女性による陸軍病院の看護(1858) 看護覚え書き(1860) インドの病院における看護(1865)

小玉香津子『ナイチンゲール』、人と思想155、清水書院、1999年 [bk1] 再読。良書。彼女の生涯、周辺について美化することなく最低限の知識を与えてくれる。 病院の起源: キリスト教世界の中心が教会から修道会(院)へと移った中世には、修道会が要保護者…

ヒュー・スモール『ナイチンゲール:神話と真実』、田中京子訳、みすず書房、2003年 [bk1] Hugh Small, Florence Nightingale : Avenging Angel, Constable and Company Limited, London, 1998. 読了。読みづらかった。また、各々の指摘は参考になるが、ある…

出口保夫『物語 大英博物館:二五〇年の軌跡』、中公新書1801、中央公論新社、2005年 [bk1] 読了。著者の思い入れのせいか、ほんとうに物語程度にしか参考にならなかった。残念。

阿部真大『搾取される若者たち:バイク便ライダーは見た!』、集英社新書、集英社、2006年[bk1] 帰宅。読了。シンプルで、かなり読みやすかった。タイトルや副題は不思議な感じもするし、読み終わっても「搾取」という表現にはぴんとこないが、直球で著者の…

Niall O'Higgins, Youth Unemployment and Employment Policy: A Global Perspective, International Labour Office, 2002. お買い物。£12。と思ったけれどそんなに安くないので買わなかった。

Gavin Kitching, Nigel Pleasants eds., Marx and Wittgenstein: Knowledge, Morality and Politics, Routledge, 2002. お買い物。£20。と思ったけれど、そんなに安くないので買わなかった。

Chris Rojek and Bryan S. Turner, eds., The Politics of Jean-François Lyotard, London & New York: Routledge, 1998. お買い物。£18。

John Muncie, Youth and Crime : A Critical Introduction, 1st ed., Sage Publication, 1999. お買い物。£12。

John Henry, The Scientific Revolution and the Origins of Modern Science, 2nd ed., Studies in European History, palgave, 1997, 2002. お買い物。£8.5。

J. Obelkevich & P. Catterall (eds.), Understanding Post-war British Society, Routledge, 1994 お買い物。£5.5。

英国大使館:英国の科学関連博物館・アトラクション http://www.uknow.or.jp/be/science/museum.htm ダーウィンハウス行ってみたい。

中村浩『ぶらりあるきロンドンの博物館』、芙蓉書房出版、2006年 [bk1] ぱらぱらする。たしかにガイドブックで紹介されていない博物館も紹介されているので(ナイチンゲール博物館とか)、どんな博物館があるのか知りたいひとには便利。ただ、個々の博物館の…

伊藤潔『台湾:四百年の歴史と展望』、中公新書1144、中央公論社、1993年 [bk1] ニ章まで読了。ジャカルタ(バタビア)を拠点にして、1624年オランダが南部占領、1626年スペインが北部占領。1642年オランダがスペイン基地を陥落させたことによって、以後オラ…

天児慧『中国・アジア・日本:大国化する「巨龍」は脅威か』、ちくま新書621、筑摩書房、2006年 [bk1] 読了。タイトルは読み終わってもぴんとこなかったが、勉強になった。とりわけ、世論調査を利用した「多様化する対日感情」の話など。

[memo

マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング世界生計費調査(2006年度) http://www.mercerhr.co.jp/pressrelease/details.jhtml/dynamic/idContent/1231630;jsessionid=QGM5AQKRHQ5NGCTGOUGCIIQKMZ0QUJLW

飯田泰之『ダメな議論:論理思考で見抜く』、ちくま新書628、筑摩書房、2006年 [bk1] 読了。挙げられている事例には知らないこともあった(食料自給率の話とか生計費の話とか)ので勉強になった。ひとに薦めやすそうな本。

天児慧『中華人民共和国史』、岩波新書646、岩波書店、1999年 [bk1] 読了。勉強になった。参考文献がないのが惜しい。

伊原弘・梅村坦『宋と中央ユーラシア』、世界の歴史7、中央公論社、1997年 [bk1] 読了。

毛里和子『現代中国政治を読む』、世界史リブレット51、山川出版社、1999年 [bk1] 読了。微妙な読後感。題材が題材なため仕方のないことなのかもしれないが、現代中国政治を「読む」というより、「評価する」ような記述が随所に見受けられ、ややうるさく感じ…

市野川容孝「社会的なものの概念と生命:福祉国家と優生学」『思想』2000年2月号, No. 908, 岩波書店. 出版社:http://www.iwanami.co.jp/shiso/0908/shiso.html 読了 一 社会的なものの概念 二 シャルマイヤーとカウツキー 三 ワイマール共和国 四 スイスと…

並木頼寿・井上裕正『中華帝国の危機』、世界の歴史19、中央公論社、1997年 [bk1] 読了。読みやすかった。

茂木敏夫『変容する近代東アジアの国際秩序』、世界史リブレット41、山川出版社、1997年 [bk1] 読了。 ヴェトナム: ヴェトナムをめぐるフランスとの戦争 ヴェトナム進出を企てていたフランスは、これを清朝との朝貢関係から離脱させて、独占的な保護国にし…

陳舜臣『実録アヘン戦争』、中公新書255、中央公論社、1971年 [bk1] 読了。読みやすかった&たのしめた。 宣南詩社とはなにか:公羊学的、プラグマティックかつ理想主義的。 アヘン戦争の立役者林則徐も、そしてアヘン戦争の火つけ役ともいうべき黄爵滋〔こ…

菊池秀明『太平天国にみる異文化受容』、世界史リブレット65、山川出版社、2003年 [bk1] 読了。読みやすかった。ちょうどヨーロッパではクリミア戦争(1853-6)が行われている時期の話。