2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

田中智志・山名淳編著『教育人間論のルーマン:人間は〈教育〉できるのか』、勁草書房、2004年 出版社(目次あり): http://www.populus.est.co.jp/asp/booksearch/detail.asp?isbn=ISBN4-326-60174-4 お買いもの。おもしろいし、ルーマンもっと読んでみよ…

服部伸『近代医学の光と影』、山川出版社(世界史リブレット82)、2004年 出版社(目次あり): http://www.yamakawa.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=00341-00082 お買いもの。 十九世紀後半は社会の医療化が急激に進んだ時代でもあった。一方では保…

そういえば id:contractio さんからトラバをもらう。と同時に、訪問者数が跳ね上がる。うれしいはなしです。でも――書き忘れてたけど――『スローキャリア』は買わなくてもいい(図書館で十分な)本だと思いますー(←余計なお世話)。

上野直樹『仕事の中での学習:状況論的アプローチ』、東京大学出版会、1999年 出版社(目次あり): http://www.utp.or.jp/shelf/199911/013109.html お買いもの。良書。フーコーについて書かれている箇所↓なんかは以前思ったこと(参照)とほとんど同じでう…

城 繁幸『内側から見た富士通:「成果主義」の崩壊』、光文社(ペーパーバック039)、2004年 著者氏ブログ: http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090 お買い物。

高橋俊介『スローキャリア:上昇志向が強くない人のための生き方論』、PHP研究所、2004年 図書館もの。 いまの学生たちはキャリアに関し、正しい情報をほとんど持っていない。三〇歳で人生が決まると焦っている者もいれば、やりたいことが見つからないからフ…

文部科学省『キャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議報告書:児童生徒一人一人の勤労観,職業観を育てるために(答申)』、2004年 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/023/toushin/04012801/002.htm via:笹川孝一「キャリアデ…

丸山俊『フリーター亡国論』、ダイヤモンド社、2004年 出版社(目次あり):http://www.ufji.co.jp/publication/book/cat1/book166.html 図書館もの。UFJの調査(参照)を下敷きにしているせいか、ほとんどがすでに知っていること。

厚生労働省職業能力開発局『今後の職業能力開発施策の在り方について(建議)』、2000年12月7日 http://www.jil.go.jp/kisya/noryoku/20001207_02_n/20001207_02_n_kengi.html via:笹川孝一「キャリアデザインの力」 in 小宮山博仁・立田慶裕編[2004](参照…

斎藤環『ひきこもり文化論』、紀伊国屋書店、2003年 図書館もの。例によって、なのかどうか、コメントに困る本。「不登校」に関する議論はひどい*1。 ひきこもり状態は、放置してもそこから抜け出せないままになることがきわめて多い、という事実 ‥‥(p.26)…

杉並区監視カメラ専門家会議(答申)2003年12月 http://homepage1.nifty.com/clearinghouse/news/news2003/news031201.html 議事録など http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/library.asp?genre=74 富士総合研究所『治安および公的空間の防犯に関する…

斎藤貴男『安心のファシズム:支配されたがる人びと』、岩波書店(岩波新書897)、2004年 図書館もの。いろいろ資料が引かれていて勉強になる(以下参照)。ただ、「安心」や「ファシズム」、「支配されたがる人びと」についてはそれほど明示的に論じられてお…

文部科学省不登校問題に関する調査研究協力者会議『今後の不登校への対応の在り方について(報告)』、2003年 http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2003/03041134.htm 昨日「自立って最近あんまり聞かないことばだよね」というようなことを(ついうっかり)…

高岡健編『孤立を恐れるな!:もう一つの「一七歳」論』、批評社、2001年 斎藤環『博士の奇妙な思春期』、日本評論社、2003年 ひきこもりをめぐる論争らしい。が、なんというか。いろんな意味でコメントに困るもの。斎藤による高岡の主張の歪曲ぶりもすごい…

黒沢惟昭『市民社会と生涯学習:自分史のなかに「教育」を読む』、明石書店、1999年 図書館もの。2002年に増補版あり。いろんなイミですごい本だったのでなんかコメントしたいような気がしないでもないですが、わたしは今日から旅に出ます。みなさまどうかよ…

知人のサイト

もっと知り隊ブログ: http://okinawa.mo-blog.jp/heiwa/ よーし。トラバ送っちゃうぞー。と宣言してしまったのでとりあえず(?)ご紹介。下に引いたような「主張」に必ずしも「賛同」できるわけではありませんが、まあ。それはそれ。おいおい「議論」でもで…

小宮山博仁・立田慶裕編『人生を変える生涯学習の力〈生涯教育ライブラリー〉』、新評論、2004年 出版社(目次なし): http://www.shinhyoron.co.jp/cgi-db/s_db/kensakutan.cgi?j1=4-7948-0632-9 図書館もの。 ‥‥1980年代に入って、国有企業が次々と民営化…

苅谷剛彦『階層化日本と教育危機:不平等再生産から意欲格差社会へ』、有信堂、2001年 じつは意外に論証がユルい本という気がしないでもないけど、どうなのだろう。著者がさらりと触れるだけのことがらに対して――というか、教育業界に対して――わたしの知識が…

宮城まり子『キャリアカウンセリング(21世紀カウンセリング叢書)』、駿河台出版社、2002年 同著者による「キャリアカウンセリングはどのように活用するか」(PDF) in『日本労働研究雑誌』2004年4月号 http://www.jil.go.jp/institute/zassi/2004.html#2004…

高任和夫『リストラ・転職・起業』、岩波書店(岩波ブックレットNo.514)、2000年 図書館もの。 起業家の顔を一つ一つ思い出しながら、まる一週間ほど考えて、わたしは彼らに共通した要素が三つあることに気づいた。 自立の意思、顧客志向、そして改革である…

安田雪『働きたいのに…高校生就職難の社会構造』、勁草書房、2003年 出版社(目次あり): http://www.populus.est.co.jp/asp/booksearch/detail.asp?isbn=ISBN4-326-65285-3 図書館もの。

橘木俊詔[編著]+苅谷剛彦+斎藤貴男+佐藤俊樹『封印される不平等』、東洋経済新報社、2004年 出版社(目次あり): http://www.toyokeizai.co.jp/CGI/kensaku/syousai.cgi?isbn=22251-0 佐藤センセー大活躍。――と思うが、どうか。 佐藤:「機会が不平等な…

佐藤博樹編著『変わる働き方とキャリア・デザイン』、勁草書房、2004年 出版社(目次あり): http://www.populus.est.co.jp/asp/booksearch/detail.asp?isbn=ISBN4-326-50248-7 これは以下の調査を分析したもの。 生命保険文化センター『ワークスタイルの多…

渡辺三枝子+E・L・ハー『キャリアカウンセリング入門:人と仕事の橋渡し』、ナカニシヤ出版、2001年 「キャリアカウンセリング」ということばをめぐるさまざまな「混乱」を指摘している、という意味で――ほかのその手のものに比べて――良心的な本。その歴史や…