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• 跡田直澄『利益が上がる！ NPOの経済学』、集英社インターナショナル、2005年
• 衝動買い。ぱらぱらする。失敗。ひさびさに微妙な本。どこを誉めればよいのかしばらく考えてしまう。個々のアイディア自体にはおもしろいところがなくもないし、さまざまなエピソードも参考にならなくもないのかもしれないが、著者の主張やその論拠（「経済学」？）は、かなり表面的というか薄っぺらい。というか、せっかくのアイディアやエピソードも、著者のそうした主張の論拠のひとつにされ・平板になってしまうがために、魅力を失ってしまう。そういう印象。