• 間宮陽介『丸山眞男:日本近代における公と私』ちくま学芸文庫筑摩書房、2007年(原著1999年)
  • 読了。丸山批判に対する反批判としてはすっきり読めたが、それ以外の論点になると、やや物足りなく感じた。たとえば、アレントコリングウッド、パースを引き合いに出しての丸山論など、理解はできるが反面いまひとつ不十分だという印象も受けた。それだけ丸山を論じるのは難しいということかもしれないが。