2007-06-09 ■ memo 福田雅章『日本の社会文化構造と人権:“仕組まれた自由”のなかでの安楽死・死刑・受刑者・少年法・オウム・子ども問題』、明石書店、2002年 論集。以下の論考等を読了。タイトルはどれもすごい(?)が中身は理解しやすかった。疑問や異論もあるが、ネット上にあふれる感情的あるいは悪質な議論を読むときとはちがい、読んでいて不快な感じはしない(あたりまえか)。 第Ⅳ部 死刑 十二 死刑を廃止できない日本社会の論理――死刑制度廃止にむけて 十三 日本はなぜ死刑を手ばなせないか――戦争裁判と戦後社会文化構造から考える 十四 法務大臣に死刑執行の義務はあるか――死刑執行の停止に関する予備調査を踏まえて 第Ⅴ部 少年法 十五 少年法の功利的な利用と少年の人権 十六 女子高校生コンクリート詰め殺人事件――少年凶悪犯罪はなぜ起こったか 十七 「子どもの権利条約」の基本原則と少年司法 十八 子どもの事件と少年法改正 十九 少年法改悪を憤る!