• はじめに――本書の目的と構成(葛野尋之
  • 序章 厳罰化のサイクルと「改正」少年法の検証(葛野尋之
  • 第一部 ケース・スタディ 「改正」少年法
  • 1. 弁護士実態調査の総括(山崎健一)
  • 2. 東京検察官関与・逆送事件(児玉勇二)
  • 3. 久留米検察官関与事件(北村哲)
  • 4. 京都保護処分事件(安西敦)
  • 5. 京都55条再移送事件(平井宏俊・小松琢)
  • 6. 千葉逆送事件(永嶋久美子)
  • 7. 埼玉逆送事件(池永知樹)
  • 8. 郡山年少少年逆送事件(草場裕之)
  • 第二部 「改正」少年法の理論的検討
  • 1. いわゆる「原則」逆送事件について(正木祐史)
  • 2. 社会調査と「原則」逆送(岡田行進)
  • 3. 少年審判における検察官関与システム(中川孝博)
  • 4. 少年の刑事手続をめぐる法的問題(渕野貴生)
  • 5. 少年事件における量刑と家庭裁判所への事件再移送(本庄武)
  • 6. 付添人による援助の公的保障(武内譲治)
  • 第三部 「改正」少年法の課題と少年法の未来
  • 1. 改正少年法を検証する:少年法の未来と市民、被害者(井垣康弘
  • 2. 犯罪心理鑑定の意義と少年法の未来(加藤幸雄)
  • 3. 対談・少年法の課題と未来の少年司法像(斉藤豊治・村井敏邦
  • 資料編
  • 「改正」少年法条文
  • 「改正」少年法関連事項年表
  • 「改正」少年法の運用の概況
  • 執筆者一覧