2007-08-05 ■ memo C・シュミット『危機の政治理論』、長尾龍一ほか訳、ダイヤモンド社、1973年 目次: 凡例 政治神学(1922年)――主権論四章(長尾龍一訳) 現代議会主義の精神史的状況(1923年)(樋口陽一訳) 議会主義と現代の大衆民主主義との対立(1926年)(樋口陽一訳) 中立化と脱政治化の時代(1929年)(長尾龍一訳) フーゴー・プロイス――その国家概念およびドイツ国家学上の地位(1930年)(上原行雄訳) 政治の概念(第二版)(1932年)(菅野喜八郎訳) 法学的思惟の三種類(1934年)(加藤新平・田中成明訳) 獄中記(1950年)(長尾龍一訳) エドゥアルト・シュプランガーとの対話 カール・マンハイムのラジオ講演に答えて 歴史摘要――アレクシス・ドゥ・トクヴィル 二つの墓 救いは獄中から 獄窓の智慧 六十翁のうたへる歌 訳注 解説 カール・シュミット――人と業績[長尾龍一] 年譜 訳者あとがき[長尾龍一] 人名索引 「フーゴー・プロイス」「獄中記」のみ読了。勉強になった&おもしろかった。「獄中記」は、ちょうど同時期であるためか、『陸と海と』で使われていた表現が頻出する。