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- M. ハイデガー、P. ラクー=ラバルト『貧しさ』、西山達也訳・解題、藤原書店、2007年
- Martin Heidegger, “Die Armut”, in Heidegger Studies, vol. 10, p. 5-11, Duncker und Humblot, 1994.
- Philippe Lacoue-Labarthe, <
>, in Martin Heidegger, Die Armut / La pauvreté, Presses universitaires de Strasbourg, 2004. - Friedrich Hölderlin, “Communismus der Geister”, in : Sämtliche Werke. Große Stuttgarter Ausgabe, hrsg. von Friedrich Beissner und Adolf Beck, Stuttgart, W. Kohlhammer.
- 目次:
- 貧しさ(マルティン・ハイデガー)
- 精神たちのコミュニズム(フリードリヒ・ヘルダーリン)
- 「貧しさ」を読む(一九四五年六月;危険と救い;精神的革命;ドイツとヨーロッパ;「宗教について」;必然の国から自由の国へ;貧しさへの意志)(フィリップ・ラクー=ラバルト)
- ドイツ精神史におけるマルクス――ヘルダーリンとマルクス (フィリップ・ラクー=ラバルト(聞き手・訳=浅利誠)
- 解題「貧しさ」――ある詩的断片の伝承をめぐって
- 訳者あとがき
- 読了。別にとくに読みたいわけでもなかったのだが、うっかり(?)借りて通読。ラクー=ラバルトが今年(2007年)1月に亡くなっていたことをはじめて知る。それなりに彼の仕事に親しんできたので、しばしあれこれ考える。