2007-12-29 ■ memo 大橋良介編『ドイツ観念論を学ぶ人のために』、世界思想社、2006年 読了。やや癖のある論集。現在ドイツ観念論がいかに論じられているかの紹介を中心としたパート(第1部)と、ドイツ観念論が論じた問題をテーマごとに紹介することを中心としたパート(第2部)に分かれている。フィヒテ、シェリング、ヘーゲルが中心で、ラインホルトやヤコービはほとんど出てこない。好みだが、初学者には久保陽一『ドイツ観念論への招待』のほうを薦めたいかなあ。