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- 伊東俊太郎『十二世紀ルネサンス:西欧世界へのアラビア文明の影響』、岩波書店(岩波セミナーブックス42)、1993年
- 目次:
- 第一講 十二世紀ルネサンスとは何か
- 1 はじめに
- 2 十二世紀研究の動機
- 3 十二世紀ルネサンスへの視角
- 第二講 十二世紀ルネサンスのルートと担い手
- 1 十二世紀ルネサンスのルート
- 2 先駆者(一)尊者ピエール
- 3 先駆者(二)バースのアデラード
- 第三講 シャルトル学派の自然学
- 1 自然の合理的探求
- 2 シャルトル学派
- 3 シャルトルのティエリ
- 第四講 シリア・ヘレニズムとアラビア・ルネサンス
- 1 ヘレニズム文化の東漸
- 2 シリア・ヘレニズム
- 3 アラビア・ルネサンス
- 第五講 アラビアから西欧へ
- 1 西欧におけるアラビア学術の移入
- 2 十二世紀ルネサンスの開花
- 3 十三世紀の翻訳活動
- 第六講 シチリアにおける科学ルネサンス
- 第七講 ロマンティック・ラブの成立
- 1 トゥルバドゥールの登場
- 2 ロマンスの淵源
- 3 イスラム・スペインからヨーロッパへ
- 参考書目
- あとがき
- 人名・書名索引