• 矢代梓『啓蒙のイロニー:ハーバーマスをめぐる論争史』、未来社、1997年[bk1]
  • 八雲出氏による書評:
  • 図書館もの。上の書評でも言われているが、参考文献がもっとほしくなる本。著者の叙述はさりげないというか断片的で、詳しく語ってくれればもっと勉強になりそう、というところがたくさんある。残念。
  • 目次:
  • Ⅰ ハーバーマスをめぐる論争史
    • はじめに――回想風に
    • 第一章 廃墟のなかのベルリンⅠ
    • 第二章 廃墟のなかのベルリンⅡ
    • 第三章 『公共性の構造転換』刊行まで
    • 第四章 実証主義論争と第十五回ドイツ社会学
    • 第五章 解釈学論争とその周辺
    • 第六章 ハーバーマスとドイツの急進的学生運動
    • 第七章 社会システム論争の背後にあったもの
    • 第八章 「秋のドイツ」――ドイツ赤軍派のテロルとハーバーマス
    • 第九章 ポスト・モダン論争とハーバーマス
    • 第十章 歴史家論争の根底にあったもの
    • 第十一章 ドイツ再統一をめぐる論戦
  • Ⅱ 戦後ドイツ思想クロニクル
  • 「あとがき」にかえて
  • 索引