• 赤川学子どもが減って何が悪いか!』、ちくま新書(511)、2004年[bk1]
  • 勉強になる。とはいえ、こういった――敢えていえば「ふつう」の?――ことをこれほど気負って言わなくてはならないというのはどういうことなのだろうか、という気が少ししてしまう。たとえば、この本と同様に、育児支援や就業支援がもつ少子化に対する抑止効果をあまり過大評価しないで報告する湯沢雍彦編著[2001]『少子化をのりこえたデンマーク』(朝日選書)[bk1]のような議論のほうが、気負ってない分好感がもてる、というか。