2005-09-28 ■ memo 熊野純彦『メルロ=ポンティ:哲学者は詩人でありうるか?』、シリーズ・哲学のエッセンス、NHK出版、2005年 読了。うなる。というか考えさせられた。読むのに独特のリズム、呼吸を要求する文体で、ポンティのことばが以前読んだはずのそれとはちがったふうに聞こえてくる。本書を読みながらずっと考えていたのは、このリズム、呼吸だった。息をすること。