2005-10-19 ■ memo 中野敏男『マックス・ウェーバーと現代:〈比較文化史的視座〉と〈物象化としての合理化〉』、三一書房、1983年 目次: まえがき 凡例 序章 〈比較文化史的視座〉とウェーバー〈物象化〉論 第一章 解明的理解の論理構造と〈人格性〉の原像 第一節 解明可能性をめぐる問題状況 第二節 因果的解明の論理的基礎について 第三節 価値分析としての解明と因果的解明 第四節 文化科学と解明的理解の意義 第五節 文化人による文化人の理解:〈人格性〉と〈比較文化史的視座〉 第二章 ウェーバー行為類型論と〈物象化としての合理化〉 第一節 考察対象としての行為類型論 第二節 行為の合理性と自由 第三節 〈価値〉と〈行為〉 第四節 行為類型論の図式構成と四類型の位置価 〔補論〕『理解社会学のカテゴリー』と『社会学の基礎概念』の概念構成の差異について 第五節 基本的諸概念の構成:〈物象化〉の始源 第六節 〈Betrieb〉:〈物象化〉の展開 第七節 〈官僚制的支配〉:〈物象化〉の帰結 第八節 文化人の運命と行為類型論 終章 〈比較文化史的視座〉と主体としての〈文化人〉 細目次 あとがき 現下の思想状況と本書の意義(折原浩)