• まえがき
  • 凡例
  • 序章 〈比較文化史的視座〉とウェーバー〈物象化〉論
  • 第一章 解明的理解の論理構造と〈人格性〉の原像
    • 第一節 解明可能性をめぐる問題状況
    • 第二節 因果的解明の論理的基礎について
    • 第三節 価値分析としての解明と因果的解明
    • 第四節 文化科学と解明的理解の意義
    • 第五節 文化人による文化人の理解:〈人格性〉と〈比較文化史的視座〉
  • 第二章 ウェーバー行為類型論と〈物象化としての合理化〉
    • 第一節 考察対象としての行為類型論
    • 第二節 行為の合理性と自由
    • 第三節 〈価値〉と〈行為〉
    • 第四節 行為類型論の図式構成と四類型の位置価
    • 〔補論〕『理解社会学のカテゴリー』と『社会学の基礎概念』の概念構成の差異について
    • 第五節 基本的諸概念の構成:〈物象化〉の始源
    • 第六節 〈Betrieb〉:〈物象化〉の展開
    • 第七節 〈官僚制的支配〉:〈物象化〉の帰結
    • 第八節 文化人の運命と行為類型論
  • 終章 〈比較文化史的視座〉と主体としての〈文化人〉
  • 細目次
  • あとがき
  • 現下の思想状況と本書の意義(折原浩)