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- 臼井隆一郎編『カール・シュミットと現代』、沖績舎、2005年
- 目次:
- Ⅰ秩序
- 決定と至高性[Entscheidung und Souveränität](アレクサンダー・ガルシア・デュットマン/小森謙一郎訳)
- レヴィヤタン解剖――イメージ・表象・身体(田中純)
- カール・シュミットと終末論(長尾龍一)
- Ⅱ政治
- 国際関係論の理論家としてのカール・シュミット[Carl Schmitt―Thorist of International Relations](ハラルド・クラインシュミット/川喜多敦子訳)
- 構成的権力論と反ユダヤ主義――力と法をめぐるシュミットとスピノザの邂逅(柴田寿子)
- シュミットの正戦論批判再考(古賀敬太)
- Ⅲ例外
- 内戦:政治的絶対――シュミットとホッブズ(山田広昭)
- 法の外[Hors la loi](ギル・アニジャール/藤岡俊博訳)
- シュミットとアーレントのあいだ――もしくは敵なき例外状況(増田一夫)
- Ⅳ神話
- ノモスとネメシス:シュミットとバッハオーフェン――文献学的関心から(臼井隆一郎)
- 名―乗る[Nahmen nehmen]:カール・シュミットにおける名の理論に向けて(トーマス・シェスタク/磯忍訳)
- 救済を詩的言語に求めて:カール・シュミットと文学(ガブリエレ・シュトゥンプ/臼井隆一郎訳)
- 特別寄稿
- シュ・ダオリンによるシュミットの批判的受容(松平徳仁)
- ラクー=ラバルト/カール・シュミット:あるいは反復されるドイツ(大宮勘一郎)
- 未読。