2008-02-25から1日間の記事一覧

石井進『中世史を考える:社会論・史料論・都市論』、校倉書房、1991年 論文集。1970-90年のあいだに発表された論文・書評・エッセイ約20編を集めたもの。1.中世社会論の地平、2.中世史料論の現在、3.中世都市を語る、の三部に分かれている。 以下(第一部)…

佐藤進一・網野善彦・笠松宏至『日本中世史を見直す』、平凡社ライブラリー、平凡社、1999年(原著1994年) 1992年におこなった三人の鼎談の記録「日本中世史を見直す:鎌倉期から南北朝期へ」、笠松氏・網野氏が執筆した概説「後醍醐と尊氏:建武の新政から…