読了:

 ダイアン・ドリージャー[1989→2000]『国際的障害者運動の誕生』、エンパワメント研究所

14歳の時にポリオにかかったんです。医者が両親を部屋の外へ連れていった時に、おふくろは『先生、息子は助かるでしょうか』ってきいたんです。すると、医者はおふくろの顔を見て、『死んだ方がまだましだと、たぶんお母さんはお考えになるでしょう。息子さんは、もし助かったとしても、先の人生はずっと植物同様にしかならないでしょうから』と言ったんです。さて、今日ここにいる私はチョウセンアザミ。これはご存じのように外側にちょっと刺があって、大きな芯があるんです。万国の植物たちよ団結せよ、と呼びかけるつもりです。――エド・ロバーツ(元カリフォルニア州リハビリテーション局長)1983年