• 苅谷剛彦『階層化日本と教育危機:不平等再生産から意欲格差社会へ』、有信堂、2001年
  • じつは意外に論証がユルい本という気がしないでもないけど、どうなのだろう。著者がさらりと触れるだけのことがらに対して――というか、教育業界に対して――わたしの知識がないせいだろうか。いずれにせよ、たんなる違和感で根拠を示せるわけではまったくないが、とりあえず書いておく。主張や問題提起自体は明快。