不登校とは、自分が自分自身であることを守ろうとする生きものとしての無意識的な自己防衛反応的危機回避反応だと考えられるのです。このような反応は、生きものが生きものとして生きることを守ろうとすることで生じてくるのであって、決して病的でも異常なのでもない。むしろすばらしい生命力の現れであり、生きものにとっての価値でもあるのです。(p.146)